STEAMSは、ひとりひとりのワクワクを引き出します
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字に、独自のSportを組み合わせた造語。
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)・スポーツ(Sport) の6つの領域を対象とする、理数教育・創造性教育・運動教育を掛け合わせた日本初の教育理念。
知る(探究)とつくる(創造)とうごく(実現)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。
体験の中でさまざまな課題を見つけ、クリエイティブな発想で問題解決を創造、実現していくための手段を身につけます。
社会とテクノロジーの関係がますます密接になっていくこれからのAI時代、この6つの領域の理解と学びを具体化する能力がますます重要視されます。
S:科学 ( Science )
教育の文脈では、科学とは科学的な情報とプロセスを教える行為を指します。
批判的思考スキル・真実を探求する姿勢・および非科学分野にも活用できる問題解決スキルを身につけるのが目的です。
取り組むテーマを面白く魅力的にすることで、子どもたちが熱中して取り組めます。
T:技術 ( Technology )
STEAMS教育におけるテクノロジーは、今やほとんどの仕事においてテクノロジーへの基本的な理解が必要とされており、特に重要視されています。
今日の世界では、テクノロジーは私たちの身近にあり、日常生活を助け、産業全体を動かし、私たちの生活をつなぐ、この分野は極めて重要です。
テクノロジープログラムの主な焦点は、それが実際にどのように機能・作成・修正するかについて、あまり一般的でない知識との間に存在するギャップを埋め普及することです。STEAMのテクノロジー分野には、情報技術(IT)やコンピュータを使った分野も含まれると言えます。
E:工学 ( Engineering )
工学とは、物体、機械、構造物、その他のアイテムやモノを設計・構築するために、科学、数学、さらには技術、芸術を応用することだとされます。
私たちが生活し、働き、学ぶ建物も、毎日使うパソコンやスマートフォンも、走る道路も、飲む薬も、必ず何らかの工学が関わっています。
STEAMS教育においては、エンジニアへの世界的な需要の高まりから重要度が増し、できる限り実生活に応用できる授業が効果的とされています。
A:芸術・リベラルアーツ( Art )
芸術とは、芸術的あるいは創造的な性質を持つとされるさまざまな教科の総称です。
芸術を学ぶことで創造性、革新性、コミュニケーション、思索の価値を人々に教えることができ、文化に対する理解を深めることに役立ちます。
芸術を通して培われたスキルは、問題に対する創造的な解決策や、異なる視点が必要とされる仕事に高い需要があります。
多くの分野で、芸術性が競合他社との差別化につながるため、この分野のスキルを持つ人は、企業や組織にとって非常に有益な存在となります。
また、あらゆる分野で創意工夫が求められますが、独創的なアイデアを生み出すスキルや自信は、芸術を通じて培われることが多いのです。
アップル社の共同創業者であり元CEOの故スティーブ・ジョブズ氏は、次のように話しています。
「テクノロジーだけでは不十分。リベラルアーツや人文科学と融合したテクノロジーこそ、心を揺さぶる結果をもたらすというのが、AppleのDNAです」
この言葉は、まさにSTEAMSの本質をつく説明です。
M:数学 ( Mathematics )
数学は最も確立された学問の一つであり、教育や生活全体を通して、数学の大切さを強調することは極めて重要です。
算数の演算能力や図形・角度・距離の理解など、生きていく上で必要不可欠な力を身につけることができる重要な教科になります。
そのうえ真実の重要性、パターンを識別する価値、構造の目的および論理と推論の必要性を教えられることから、認知能力の発達には欠かせません。
また会計や金融、医療、ITなど、統計や数値データが重要な役割を果たす分野では、数学は不可欠な要素です。
ただし、数学は多くのお子さんにとって少し難しい科目になります。
そのためI'llでは、お子さんが数学の概念を実生活の状況と結びつけられるよう教えています。
S:スポーツ・武道 ( Sport )
I'llでは、STEAMのお勉強だけではなく、強い体づくりのためにSportを取り入れています。
では強い体づくりが、なぜ必要なのでしょうか。
今や小学校でも陰湿ないじめで子供が傷つく事案、通学途中の事故が非常に多くなり社会問題にもなっています。
お子さまが自分自身で身を守れたらと願わずにいられません。
そのためI'llでは、STEAM教育にS(スポーツ)を取り入れました。
また、スポーツだけではなく、健康な体づくりの基礎に武道を取り入れています。
武道は攻撃する力ではなく、身を守るという自衛に重きを置きます。
勉強が出来るだけではなく、強い身体・心を伴い、年々激しくなるさまざまな競争にも勝ち抜くことを目指します。